■内法(うちのり)
解説
建物の間取りや部屋の広さを表す不動産用語です。具体的には、建物内部の壁の内側を基準にして、各部屋やスペースの広さを計測したものを指します。
内法は建物の設計や間取りの計画において重要な要素です。建物内部の各部屋の広さや配置は、居住性や使い勝手に影響を与えます。間取り図や工事図面には、各部屋やスペースの内法が記載されており、建物の購入や賃貸契約などで重要な情報となります。
内法は一般的には平米(㎡)で表されます。たとえば、リビングルームの内法が20平米であれば、その部屋の広さは20平米となります。ただし、建物の構造や用途によっては、他の単位や計測方法が用いられる場合もあります。
内法の計測は建物の設計や施工の段階で行われます。正確な計測を行うためには、壁の厚さや仕上げ材などを考慮し、内法の基準点を明確に設定する必要があります。建築基準法や建築基準に基づいて、内法の最低値や規定が定められている場合もあります。