■連帯保証人(れんたいほしょうにん)
解説
住宅ローンやその他の貸付契約において、借り手が債務を履行できない場合に、借り手とともに債務を負う担保となる人物のことを指します。
連帯保証人は、借り手の返済能力や信用力を補完する役割を果たします。金融機関は、借り手が返済能力や信用力が不十分である場合、返済保証のために連帯保証人の提出を求めることがあります。連帯保証人は、借り手が返済不能になった場合に債務を代わって返済する責任を負います。
連帯保証人になるためには、一定の要件を満たす必要があります。通常、連帯保証人には以下の条件が求められます。
■成年者であること
未成年者や法的に能力が制限された者は連帯保証人になることができません。
■返済能力や信用力があること
連帯保証人も借り手と同様に、金融機関からの信用審査を受ける場合があります。
■債務保証契約への同意
連帯保証人は、債務保証契約に署名し、債務の履行を保証する意思を示さなければなりません。
連帯保証人は、借り手にとっての信頼性向上や返済能力不足の補完となるため、住宅ローンや貸付契約の成立に重要な役割を果たします。ただし、連帯保証人には返済能力や信用力を十分に考慮し、責任を負う意識が求められます。また、連帯保証人になる場合は、契約内容や責任範囲を十分に理解し、リスクを把握した上で決定することが重要です。