■専有面積(せんゆうめんせき)
解説
不動産物件の個別の単位(部屋や戸建て住宅など)において、所有者または入居者が実際に利用する面積のことを指します。以下に、専有面積に関する基本的な情報を提供します。
■定義
専有面積は、不動産物件の内部において、個別の所有者または入居者が独占的に使用・管理することができる面積のことです。具体的には、部屋や住戸、店舗など、一定の区画や単位に分けられたスペースを指します。
■測定方法
専有面積は、建物内の床面積を測定することによって求められます。通常、壁の中心線から壁の中心線までの面積が計算されます。また、共用部分や建物の共有部分(廊下、階段、エレベーターなど)は専有面積に含まれません。
■利用目的
専有面積は、不動産物件の取引や管理において重要な役割を果たします。売買契約や賃貸契約において、物件の価格や賃料は通常、専有面積に基づいて算出されます。また、管理組合や共同所有者間で費用分担や権利義務の配分などが行われる際にも専有面積が考慮されます。
■表記方法
専有面積は、物件の広告や契約書などで明示される場合があります。一般的な表記方法は、「m²」(平方メートル)を用いて面積を表示します。
専有面積は、不動産取引や物件利用において重要な情報です。物件を購入・賃借する際には、正確な専有面積の把握が重要です。不明な点や疑問がある場合には、不動産業者や専門家に相談することをおすすめします。