■建築確認番号(けんちくかくにんばんごう)
解説
建築物が建築基準法に基づいて適法に建築されたことを確認するために付与される番号です。建築確認番号は、建築行政機関(市町村や都道府県など)が建築確認手続きを行った建築物に対して、建築確認書とともに発行されます。
建築確認番号は建築物ごとに一意の番号が割り振られ、建築物の所在地や所有者、建築の設計や工事内容などの情報とともに記載されます。建築確認番号は、建築物の所有者や関係者が必要な場合に確認や参照するために使用されます。
建築確認番号は、建築物の適法性や安全性を保証するためのものであり、建築物が適切な基準に適合していることを示す重要な証明書となります。また、建築確認番号は不動産取引や金融機関の融資などで必要な情報として扱われることもあります。
建築確認番号は、建築物の完成後に発行される場合が一般的ですが、一部の地域では建築着工前に確認申請を行い、事前に建築確認番号を取得する制度もあります。建築確認番号は、建築物の法的な要件を満たし、適法な建築物であることを示す重要な証拠となります。