■修繕積立金(しゅうぜんつみたてきん)
解説
共同住宅やマンションなどの共有施設や共有部分の修繕や保守管理費用を賄うために、住戸所有者が毎月一定の金額を積み立てる制度です。
修繕積立金は、建物の老朽化や劣化、設備の更新、定期的な点検・保守など、共有部分の維持・管理に必要な費用を積み立てるために設けられます。住戸所有者は、共有施設や共有部分の修繕に必要な費用を均等に負担することで、建物や施設の長期的な維持・管理を確保することが目的です。
修繕積立金の積み立て方法や金額は、建物の規模や年数、維持管理計画によって異なります。通常、管理組合や管理会社が修繕計画を立案し、各住戸所有者に対して積立金の徴収を行います。積立金は、建物管理費や共益費の一部として徴収される場合もあります。
修繕積立金は建物の維持管理に必要な資金を確保するため、重要な費用です。住戸所有者は定期的な積立金の支払いを行い、建物の修繕や維持管理に貢献することが求められます。